「流体近似」の版間の差分

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[[待ち行列モデル#流体近似モデル|待ち行列モデル]] [[《待ち行列ネットワークの安定性》|待ち行列ネットワークの安定性]]

2008年8月6日 (水) 13:06時点における版

【 りゅうたいきんじ (fluid approximation) 】

待ち行列やそのネットワークおいて, の動きを連続的な量である流体で近似すること. 一般に客の数が多くサービス時間が短いモデルによく当てはまる. 待ち行列のように状態(またはその重要な構成要素)が離散的である 確率過程においては, 状態空間と時間軸を同じスケールで縮小したときの 極限過程として流体近似が得られる. このようにして得られた極限過程は, 大数の法則によって,一般に確定的な標本関数を持つ.

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