【 ぶんしかかくほう (branch-and-price method) 】
列生成法と分枝限定法を組み合わせた手法.
列生成法で用いるマスター問題は,元の定式化における線形緩和よりも
(最小化の場合)よい下界値を出す.
一方,
マスター問題では,変数が膨大に増加し整数解を得難いが,
そこで分数変数が得られた場合,
元の定式化でも分数変数が存在する性質を利用している.
1990年代後半から注目を浴び始め,一般化割当問題,
鉄道などの乗務スケジュール問題,
時間枠など制約の付いた車両巡回問題などで成功を収めている.