開放型待ち行列ネットワーク

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【かいほうがたまちぎょうれつねっとわーく (open queueing network)】

外部からの到着, 外部への退去が許され, ネットワーク内の客数が可変な待ち行列ネットワーク. 解析が可能なのは外部からの到着がポアソン過程にしたがう場合である. 内部の客数に依存して到着率が変化する場合も研究されている. 適当な条件を満たせば結合状態確率が積形式で表現できることが分かっており, 大規模なモデルにも対応が可能である. 蓄積交換型の情報ネットワーク, 生産システム, 交通システムなどの性能評価に用いられる.