虚探知

【きょたんち (false contact)】

目標空間に散在する目標物と類似の物体(偽目標物)や環境のノイズ(周囲雑音)または探索システムのノイズ(自己雑音)等により, 目標物が存在しないのにセンサーが目標探知を表示すること. したがって虚探知の可能性があるセンサーでは, 目標信号の検知(コンタクトという)をもってただちに目標探知とすることはできず, 目標信号を精査(目標類別という)してその真偽を確認し, 初めて目標探知となる.