自己組織化

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【じこそしきか (self-organization)】

複数の要素からなるシステムが情報伝達などの相互作用をする過程の中から, 系全体からの指令なしに自律的に一定の系全体としての構造やパターン(秩序)を生み出す現象を自己組織化という. 自己組織化理論の1つにマツラナ・バレラの提唱する自己産出系(オートポイエシス)がある. オートポイエティックマシンとは「要素が要素を産出(変形および破壊)する過程のネットワークとして, 有機的に構成された単位体」で, 自己産出・自己維持能力を有する.