職能資格制度

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【しょくのうしかくせいど (ranking system of the degree of competence by type of job group)】

従来, 資格制度は, 勤続年数や年齢を基準とする「属人資格」が主流であったが,1960年代より, 能力主義人事管理への移行に伴い「職能資格」に移行する企業が増加しつつある.この制度は, 職務遂行能力により従業員を格付けする制度であり,能力主義人事管理の基礎となっている.この制度の導入は, 従来の「属人給」から「職能給」「職務給」への移行のように賃金面の変化とも関連する. また, 能力開発, 昇進などとも関連する.