「点位置決定」の版間の差分

提供: ORWiki
ナビゲーションに移動 検索に移動
(新しいページ: '【てんいちけってい (point location)】 2次元の場合, 与えられた平面上の$n$点からなる直線分の平面グラフ$S$に対して, 質問点$Q$が与...')
 
1行目: 1行目:
 
【てんいちけってい (point location)】
 
【てんいちけってい (point location)】
  
2次元の場合, 与えられた平面上の$n$点からなる直線分の平面グラフ$S$に対して, 質問点$Q$が与えられたとき, $Q$を含む面(領域)を求める問題. 地理情報データベースなどで基本的な問題としてしばしば生じる. 高次元の問題も同様に定義される. 質問に高速に応えるため, 通常は前処理が施され, アルゴリズムの性能は, 前処理時間, 記憶領域, 応答時間の3点を総合して評価される. スラブ法, バケット法, 橋渡しチェイン法, 残存化スラブ法などが有名である.
+
2次元の場合, 与えられた平面上の<math>n\,</math>点からなる直線分の平面グラフ<math>S\,</math>に対して, 質問点<math>Q\,</math>が与えられたとき, <math>Q\,</math>を含む面(領域)を求める問題. 地理情報データベースなどで基本的な問題としてしばしば生じる. 高次元の問題も同様に定義される. 質問に高速に応えるため, 通常は前処理が施され, アルゴリズムの性能は, 前処理時間, 記憶領域, 応答時間の3点を総合して評価される. スラブ法, バケット法, 橋渡しチェイン法, 残存化スラブ法などが有名である.

2007年7月13日 (金) 00:59時点における版

【てんいちけってい (point location)】

2次元の場合, 与えられた平面上の点からなる直線分の平面グラフに対して, 質問点が与えられたとき, を含む面(領域)を求める問題. 地理情報データベースなどで基本的な問題としてしばしば生じる. 高次元の問題も同様に定義される. 質問に高速に応えるため, 通常は前処理が施され, アルゴリズムの性能は, 前処理時間, 記憶領域, 応答時間の3点を総合して評価される. スラブ法, バケット法, 橋渡しチェイン法, 残存化スラブ法などが有名である.