【こしょうりつ (failure rate)】
寿命時間が連続型確率変数のときに, その故障率 λ ( t ) {\displaystyle \lambda (t)\,} ( t ≥ 0 ) {\displaystyle (t\geq 0)\,} は確率密度関数を f ( t ) {\displaystyle f(t)\,} , 信頼度を R ( t ) {\displaystyle R(t)\,} とすると, λ ( t ) = f ( t ) / R ( t ) {\displaystyle \lambda (t)={f(t)}/{R(t)}\,} と定義される. 時刻 t {\displaystyle t\,} ( ≥ 0 ) {\displaystyle (\geq 0)\,} でシステムが故障していない (動作している)ということがわかっているとき, 引き続く微小時間間隔 ( t , t + △ ] {\displaystyle (t\,,t+\triangle ]\,} 内でシステムが故障する確率は, 近似的に λ ( t ) △ {\displaystyle \lambda (t)\triangle \,} となる. 一般に故障率 λ ( t ) {\displaystyle \lambda (t)\,} ( t ≥ 0 ) {\displaystyle (t\geq 0)\,} は浴槽型の曲線 (バスタブ曲線) になり,初期故障期間, 偶発故障期間, 摩耗故障期間の3つの区分に分類できる.