劣勾配

提供: ORWiki
ナビゲーションに移動 検索に移動

【れつこうばい (subgradient)】

真凸関数 に対して, 次式を満足するベクトル における劣勾配といい, 劣勾配全体の集合を と表す.



真凸関数はその実効定義域 の任意の相対的内点において, 少なくとも1つの劣勾配をもつ. 特に, 凸関数 が点 において微分可能ならば, における劣勾配は唯一存在し, 通常の勾配 に等しい.