分枝限定法 (スケジューリングの)

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【ぶんしげんていほう (branch and bound method for scheduling)】

問題をより小規模な子問題に分割する分枝操作と既知の最良の解(暫定解)よりも良い解を与えない子問題を削除する限定操作等からなる最適化手法である. スケジューリング問題の子問題は, 1つの仕事の割当てを決めることにより作成できる. 限定操作は, 分枝操作で得られる子問題のとりうる最良値を予測した上(下)界値と暫定解を比較することで解の探索範囲を縮小する. 探索効率は界値の推定法や分枝操作の対象とする子問題の選び方などに依存する.