再呼モデル

提供: ORWiki
ナビゲーションに移動 検索に移動

【さいこもでる (repeated call model)】

客が待つことができる待合室の容量が限られている待ち行列モデルにおいて, 窓口と待合室が一杯のときに到着した客はシステムに入ることができず, 一旦システムを去る. このときある確率である時間をおいて再度到着しサービスを要求するモデルを再呼モデルと呼ぶ. 電話交換での用語を用いて, 再度到着する客は再呼と呼ばれるが, サービス要求の繰り返しに着目して再試行待ち行列(retrial queue)とも呼ばれる.