作業時間の確率変動
ナビゲーションに移動
検索に移動
【さぎょうじかんのかくりつへんどう (probabilistic distribution of operation time)】
ラインバランシングのアルゴリズムの多くが作業時間を確定論的に取り扱うのに対して現実の作業時間は確率的に変動する. そのため, 標準時間に替えて作業時間の平均値と標準偏差を考慮した時間を用い, それがサイクル時間を超える確率を一定値以下にする方法が示されている. 実際の組立ラインではステーション間のバッファが緩衝装置として働くので, 作業時間の確率変動を考慮する場合, バッファを対象システムの構成要素として取り扱う必要がある.