シャープレイ, ロイド・S

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【しゃーぷれい, ろいど・S (Shapley, Lloyd S.)】

シャープレイ値と呼ばれる協力ゲームの解を公理系から導出するとともに, コア, 安定集合, 仁などの解の基本的性質を明らかにした. また, 2人非ゼロ和ゲームのナッシュ均衡の計算方法, 確率ゲームの研究, 仮想プレイの研究など, 協力ゲーム, 非協力ゲームの両理論にわたって様々な分野の研究の基礎を築いた. ゲーム理論と数理計画法との関連についての研究も多い. 70歳を超えた現在も, カリフォルニア大学ロサンゼルス校教授として活躍中(1923- ).