エルゴード定理

提供: ORWiki
2007年7月17日 (火) 10:15時点における122.17.2.240 (トーク)による版
ナビゲーションに移動 検索に移動

【えるごーどていり (ergodic theorem)】


定常な離散時間確率過程 が有限な平均値をもつならば, 確率1で



が成り立つ. ここで,

のずらしに関する不変事象の -集合体である. この結果を, (離散時間)エルゴード定理と呼ぶ. 特に、 がエルゴード的ならば右辺は となる。連続時間確率過程についても同様である。