「探知ポテンシャル」の版間の差分

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'''【たんちぽてんしゃる (sighting potential)】'''
 
'''【たんちぽてんしゃる (sighting potential)】'''
  
径路上の目標探知確率を特性づける量. 距離\( r\)の瞬間探知率またはべっ見探知確率を \( b(r) \), 時点 \( t\)の目標位置を \( (x(t),y(t)) \)とすれば, 径路 \( C=\{ (x(t),y(t)), t_1 \leq t \leq t_n \} \)上を動く目標物の探知ポテンシャルは次式で定義される.  
+
径路上の目標探知確率を特性づける量. 距離<math> r \,</math>の瞬間探知率またはべっ見探知確率を <math> b(r) \,</math>, 時点 <math> t \,</math>の目標位置を <math>(x(t),y(t)) \,</math>とすれば, 径路 <math> C=\{ (x(t),y(t)), t_1 \leq t \leq t_n \} \,</math>上を動く目標物の探知ポテンシャルは次式で定義される.  
\[
+
 
\begin{array}{l}
+
 
 +
<center>
 +
<math>
 
F(C) = - \displaystyle{\sum_{i=1}^n \log \left\{ 1-b \left( \sqrt{x(t_i)^2+y(t_i)^2} \right)  
 
F(C) = - \displaystyle{\sum_{i=1}^n \log \left\{ 1-b \left( \sqrt{x(t_i)^2+y(t_i)^2} \right)  
\right\} ,} \\
+
\right\} ,}
\hspace*{30mm}  (離散時点探索)  \\
+
\, </math>
\hspace*{9mm}  =  
+
 
   \displaystyle{\int_{t_1}^{t_n} b \left( \sqrt{x(t)^2+y(t)^2} \right) {\mbox{d}}t ,} \\
+
(離散時点探索)
\hspace*{30mm}  (連続時間探索)
+
 
\end{array}
+
<math>
\]
+
  \ \ \ =  
このとき, 目標探知確率は $P(C)= 1 - \exp$ $(-F(C))$ で求められる.
+
   \displaystyle{\int_{t_1}^{t_n} b \left( \sqrt{x(t)^2+y(t)^2} \right) {\mbox{d}}t ,}  
 +
\,</math>
 +
 
 +
(連続時間探索)
 +
</center>
 +
 
 +
 
 +
このとき, 目標探知確率は <math>P(C)= 1 - \exp(-F(C)) \,</math> で求められる.
 +
 
 +
[[category:探索理論|たんちぽてんしゃる]]

2008年11月12日 (水) 15:46時点における最新版

【たんちぽてんしゃる (sighting potential)】

径路上の目標探知確率を特性づける量. 距離の瞬間探知率またはべっ見探知確率を , 時点 の目標位置を とすれば, 径路 上を動く目標物の探知ポテンシャルは次式で定義される.


(離散時点探索)

(連続時間探索)


このとき, 目標探知確率は で求められる.