「IFRA」の版間の差分
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− | 寿命分布を <math>F(t) \; (t \ge0) \,</math> とするとき, その信頼度関数を <math>R(t)=1-F(t) \,</math> とする. 寿命分布の密度関数 <math>f(t)={\rm d}F(t)/{\rm d}t \,</math> が存在するとき, その故障率は <math>r(t)=f(t)/R(t) \,</math> となる. <math>-\log_{\rm e} R(t)/t = \int_0^t r(x){\rm d}x/t \,</math> が非減少(増加あるいは一定)関数のとき, 寿命分布は IFRA,非増加(減少あるいは一定)関数のとき, DFRA (decreasing failure rate average) と呼ばれる. | + | 寿命分布を <math>F(t) \; (t \ge0) \,</math> とするとき, その信頼度関数を <math>R(t)=1-F(t) \,</math> とする. 寿命分布の密度関数 <math>f(t)={\rm d}F(t)/{\rm d}t \,</math> が存在するとき, その故障率は <math>r(t)=f(t)/R(t) \,</math> となる. <math>-\log_{\rm e} R(t)/t = \int_0^t r(x){\rm d}x/t \,</math> が非減少(増加あるいは一定)関数のとき, 寿命分布は IFRA (increasing failure rate average),非増加(減少あるいは一定)関数のとき, DFRA (decreasing failure rate average) と呼ばれる. |
2007年9月3日 (月) 17:44時点における最新版
【あいえふあーるえい (IFRA (increasing failure rate average))】
寿命分布を とするとき, その信頼度関数を とする. 寿命分布の密度関数 が存在するとき, その故障率は となる. が非減少(増加あるいは一定)関数のとき, 寿命分布は IFRA (increasing failure rate average),非増加(減少あるいは一定)関数のとき, DFRA (decreasing failure rate average) と呼ばれる.