「制約想定」の版間の差分
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'''【せいやくそうてい (constraint qualification)】''' | '''【せいやくそうてい (constraint qualification)】''' | ||
− | (1) 非線形計画問題の実行可能解 | + | (1) 非線形計画問題の実行可能解 <math>\bar{x} \,</math> について, 実行可能領域 <math>\{x:\, g_j(x)\leq 0\ (j=1,\dots,m),\ \ h_k(x)=0\ (k=1,\dots,\ell)\} \,</math> の, 点 <math>\bar{x} \,</math> における線形化錐 <math>\{y:\,\nabla g_j(\bar{x})y\leq 0\ (j\in I(\bar{x})),\ \nabla h_k(\bar{x})y=0\ (k=1,\dots,\ell)\} \,</math> が, 実行可能領域の十分よい近似になっていることを保証する条件. ただし, <math>I(\bar{x})=\{j:\, g_j(\bar{x})=0 \} \,</math>. |
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(2) 非線形計画問題に対する最適性必要条件を導く際, | (2) 非線形計画問題に対する最適性必要条件を導く際, | ||
目的関数のラグランジュ乗数がゼロにならないことを保証する条件. | 目的関数のラグランジュ乗数がゼロにならないことを保証する条件. |
2007年7月14日 (土) 02:17時点における版
【せいやくそうてい (constraint qualification)】
(1) 非線形計画問題の実行可能解 について, 実行可能領域 の, 点 における線形化錐 が, 実行可能領域の十分よい近似になっていることを保証する条件. ただし, .
(2) 非線形計画問題に対する最適性必要条件を導く際, 目的関数のラグランジュ乗数がゼロにならないことを保証する条件.