「最大マッチング最小被覆定理」の版間の差分

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2部グラフ <math>G = (V, A) \,</math> において, 最大マッチングの枝数と最小被覆の点数は等しい, すなわち
 
2部グラフ <math>G = (V, A) \,</math> において, 最大マッチングの枝数と最小被覆の点数は等しい, すなわち
  
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\max\{|M| \mid M \subseteq A </math>は <math>G \,</math> のマッチング<math>\} \,</math>
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<td align="right">
 
<math>
 
<math>
\max\{|M| \mid M \subseteq A </math>は <math>G \,</math> のマッチング <math>\} \,</math>
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= \min\{|U| \mid U \subseteq V \,</math> は <math> G \,</math> の被覆<math> \}, \,</math></td>
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という定理. ケーニグ(K&ouml;nig)の定理, またはケーニグ・エゲルヴァーリ(K&ouml;nig-Egerv&aacute;ry)の定理とも呼ばれる.
\ \ \ \ \  = \min\{|U| \mid U \subseteq V \,</math> は <math> G \,</math> の被覆 <math> \} \,</math>
 
  
という定理. ケーニグ(K\"onig)の定理, またはケーニグ・エゲルヴァーリ(K\"onig--Egerv\'ary)の定理とも呼ばれる.
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[[Category:グラフ・ネットワーク|さいだいまっちんぐさいしょうひふくていり]]

2008年11月9日 (日) 17:57時点における最新版

【さいだいまっちんぐさいしょうひふくていり (maximum-matching minimum-cover theorem)】

2部グラフ において, 最大マッチングの枝数と最小被覆の点数は等しい, すなわち


のマッチング

の被覆


という定理. ケーニグ(König)の定理, またはケーニグ・エゲルヴァーリ(König-Egerváry)の定理とも呼ばれる.