「非許容初期点内点法」の版間の差分

提供: ORWiki
ナビゲーションに移動 検索に移動
1行目: 1行目:
 
'''【ひきょようしょきてんないてんほう (infeasible interior point method)】'''
 
'''【ひきょようしょきてんないてんほう (infeasible interior point method)】'''
  
最適化問題に対して, 非負制約のみ厳密な不等号"$<math>></math>$"で満たし, その他の等式制約は必ずしも満たしていない初期点(非許容初期点)から点列を 生成する内点法. 与えられた(十分大きな)領域内の最適解の有無を判定し, 存在する場合は その最適解を算出する. 初期点が非許容解でも可能な解法である. 通常, 主双対内点法の枠組内で適用されることが多い.
+
最適化問題に対して, 非負制約のみ厳密な不等号"<math>></math>"で満たし, その他の等式制約は必ずしも満たしていない初期点(非許容初期点)から点列を 生成する内点法. 与えられた(十分大きな)領域内の最適解の有無を判定し, 存在する場合は その最適解を算出する. 初期点が非許容解でも可能な解法である. 通常, 主双対内点法の枠組内で適用されることが多い.

2007年7月17日 (火) 14:55時点における版

【ひきょようしょきてんないてんほう (infeasible interior point method)】

最適化問題に対して, 非負制約のみ厳密な不等号""で満たし, その他の等式制約は必ずしも満たしていない初期点(非許容初期点)から点列を 生成する内点法. 与えられた(十分大きな)領域内の最適解の有無を判定し, 存在する場合は その最適解を算出する. 初期点が非許容解でも可能な解法である. 通常, 主双対内点法の枠組内で適用されることが多い.