逆定理 (動的計画法における)

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【ぎゃくていり (inverse theorem)】

パラメトリック数理計画(主問題)と, その目的式と制約式を交換し, 最適子を逆(最大化を最小化)にした問題(逆問題)との間に成り立つ逆関係. 「主問題の最大値関数は逆問題の最小値関数の逆関数である. 最大点値関数は最小点関数と最小値関数の逆関数との合成である. 逆も成り立つ」. 例えば, 「和一定で積を最大化」と「積一定で和を最小化」では, 最大解が最小解を逆の意味で規定している. 動的計画法における双対定理ともいわれている.