「資本コスト」の版間の差分

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資金を金融機関から借りれば, 年々ある利子を複利で負担しなければならないし, 自己資金を投資にあてれば, その資金を他に運用すれば得られるはずの標準的な利得を犠牲にすることになる. また, 投資の成果として得られる毎期の純収入は借入金の返済か, 標準的な利率で再投資すると考えるのが合理的である. このような資金の調達に伴って負担される利子, または標準的な運用利率の犠牲額を資本コストと呼ぶ. その利率を資本の利率と呼ぶ.
 
資金を金融機関から借りれば, 年々ある利子を複利で負担しなければならないし, 自己資金を投資にあてれば, その資金を他に運用すれば得られるはずの標準的な利得を犠牲にすることになる. また, 投資の成果として得られる毎期の純収入は借入金の返済か, 標準的な利率で再投資すると考えるのが合理的である. このような資金の調達に伴って負担される利子, または標準的な運用利率の犠牲額を資本コストと呼ぶ. その利率を資本の利率と呼ぶ.
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[[category:ファイナンス|しほんこすと]]
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[[category:経営・経済性工学|しほんこすと]]

2008年11月9日 (日) 18:31時点における最新版

【しほんこすと (cost of capital)】

資金を金融機関から借りれば, 年々ある利子を複利で負担しなければならないし, 自己資金を投資にあてれば, その資金を他に運用すれば得られるはずの標準的な利得を犠牲にすることになる. また, 投資の成果として得られる毎期の純収入は借入金の返済か, 標準的な利率で再投資すると考えるのが合理的である. このような資金の調達に伴って負担される利子, または標準的な運用利率の犠牲額を資本コストと呼ぶ. その利率を資本の利率と呼ぶ.