自律分散システム

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【じりつぶんさんしすてむ (autonomous distributed system)】

大規模システムの伝統的設計は, 全体の問題を部分に分解し, 調整を図る形で進められてきた. この場合, 部分の仕事は必ずしも自律性を与えられず全体からの支配・調整を受けることになる. 近年は組織の柔軟性の確保, 創造性の向上などを意図して, まず先に自律的サブシステムを用意し, 自由な行動の中から全体としての効率性の達成と柔軟性を確保する自律分散システムの考え方が広がっている. この考えは, 工学的システム, 社会システムに適用できる.