「相補性問題」の版間の差分

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変数 <math>x=(x_1,\dots,x_n) \,</math> と同じ次元をもつベクトル値関数 <math>F(x)=(F_1(x),\dots,F_n(x)) \,</math> に対して,  
 
変数 <math>x=(x_1,\dots,x_n) \,</math> と同じ次元をもつベクトル値関数 <math>F(x)=(F_1(x),\dots,F_n(x)) \,</math> に対して,  
  
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<math>
 
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x_i \ge 0, \ F_i(x) \ge 0, \ x_i F_i(x) = 0
 
x_i \ge 0, \ F_i(x) \ge 0, \ x_i F_i(x) = 0
 
\quad (i=1,\dots,n)
 
\quad (i=1,\dots,n)
 
\,</math>
 
\,</math>
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を満たす <math>x \,</math> を求める問題. 特に<math>F_{i} \,</math>がすべて1次関数のとき線形相補性問題, そうでないとき非線形相補性問題と呼ぶ.
 
を満たす <math>x \,</math> を求める問題. 特に<math>F_{i} \,</math>がすべて1次関数のとき線形相補性問題, そうでないとき非線形相補性問題と呼ぶ.

2007年7月17日 (火) 15:00時点における版

【そうほせいもんだい (complementarity problem)】

変数 と同じ次元をもつベクトル値関数 に対して,



を満たす を求める問題. 特にがすべて1次関数のとき線形相補性問題, そうでないとき非線形相補性問題と呼ぶ.