「最大クリーク問題」の版間の差分

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与えられた無向グラフ <math>G=(V,E) \,</math> に対して, 頂点の集合 <math>K (\subseteq V) \,</math> の任意の2頂点が隣接しているとき, すなわち, 辺で結ばれているとき <math>K \,</math> を <math>G \,</math>のクリーク(clique)と呼ぶ. 要素数最大のクリークを求める問題を最大クリーク問題と呼ぶ. 最大クリークの大きさをクリーク数(clique number)と呼ぶ. さらに, 各頂点に重みが与えられたもとで, 重みの総和最大のクリークを求める問題などバリエーションがある.
 
与えられた無向グラフ <math>G=(V,E) \,</math> に対して, 頂点の集合 <math>K (\subseteq V) \,</math> の任意の2頂点が隣接しているとき, すなわち, 辺で結ばれているとき <math>K \,</math> を <math>G \,</math>のクリーク(clique)と呼ぶ. 要素数最大のクリークを求める問題を最大クリーク問題と呼ぶ. 最大クリークの大きさをクリーク数(clique number)と呼ぶ. さらに, 各頂点に重みが与えられたもとで, 重みの総和最大のクリークを求める問題などバリエーションがある.
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[[Category:組合せ最適化|さいだいくりーくもんだい]]

2008年11月9日 (日) 17:56時点における最新版

【さいだいくりーくもんだい (maximum clique problem)】

与えられた無向グラフ に対して, 頂点の集合 の任意の2頂点が隣接しているとき, すなわち, 辺で結ばれているとき のクリーク(clique)と呼ぶ. 要素数最大のクリークを求める問題を最大クリーク問題と呼ぶ. 最大クリークの大きさをクリーク数(clique number)と呼ぶ. さらに, 各頂点に重みが与えられたもとで, 重みの総和最大のクリークを求める問題などバリエーションがある.