整合比 (AHPの)

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【せいごうひ (consistency ratio (C. R. ))】

AHPにおいて一対比較が首尾一貫している度合い, すなわち, 一対比較による判断の整合性を表す度合いの1つであり, 整合度C.I.の値とランダム整合度R.I.の値の比として定義される指標である. 一対比較行列が完全な整合性をもつ場合にはこの値は0であり, 値が大きいほど不整合性は高いとみる. ただし, C.I.の値が0.1(場合によっては0.15)以下であれば整合性があるものとするのが慣習である.