「整合比 (AHPの)」の版間の差分

提供: ORWiki
ナビゲーションに移動 検索に移動
("整合比 (AHPの)" を保護しました。 [edit=sysop:move=sysop])
 
(他の1人の利用者による、間の1版が非表示)
1行目: 1行目:
'''【せいごうひ}{consistency ratio (C. R. )}】'''
+
'''【せいごうひ (consistency ratio (C. R. ))】'''
  
 
AHPにおいて一対比較が首尾一貫している度合い, すなわち, 一対比較による判断の整合性を表す度合いの1つであり, 整合度C.I.の値とランダム整合度R.I.の値の比<math>{\rm C.R.}=({\rm C.I.})/({\rm R.I.})\,</math>として定義される指標である. 一対比較行列が完全な整合性をもつ場合にはこの値は0であり, 値が大きいほど不整合性は高いとみる. ただし, C.I.の値が0.1(場合によっては0.15)以下であれば整合性があるものとするのが慣習である.
 
AHPにおいて一対比較が首尾一貫している度合い, すなわち, 一対比較による判断の整合性を表す度合いの1つであり, 整合度C.I.の値とランダム整合度R.I.の値の比<math>{\rm C.R.}=({\rm C.I.})/({\rm R.I.})\,</math>として定義される指標である. 一対比較行列が完全な整合性をもつ場合にはこの値は0であり, 値が大きいほど不整合性は高いとみる. ただし, C.I.の値が0.1(場合によっては0.15)以下であれば整合性があるものとするのが慣習である.

2007年7月20日 (金) 11:29時点における最新版

【せいごうひ (consistency ratio (C. R. ))】

AHPにおいて一対比較が首尾一貫している度合い, すなわち, 一対比較による判断の整合性を表す度合いの1つであり, 整合度C.I.の値とランダム整合度R.I.の値の比として定義される指標である. 一対比較行列が完全な整合性をもつ場合にはこの値は0であり, 値が大きいほど不整合性は高いとみる. ただし, C.I.の値が0.1(場合によっては0.15)以下であれば整合性があるものとするのが慣習である.