「排反案」の版間の差分

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いくつかの案の中から1つを選ぶと, 他の案は必然的に捨てられるというタイプの問題があって, これを排反案からの選択と呼ぶ. この場合, 最有利な案を求めるためには, まずそれぞれの案の正味の利益 (あるいはコスト) を計算して,それの最大 (最小) の案を選べばよい. また, 排反案の場合は, 固有の効率はそのままでは評価指標にはならないが, 経済的に無資格な案を排除した上で, 追加効率という考え方を適用すれば, 最有利な案を選択することができる.
 
いくつかの案の中から1つを選ぶと, 他の案は必然的に捨てられるというタイプの問題があって, これを排反案からの選択と呼ぶ. この場合, 最有利な案を求めるためには, まずそれぞれの案の正味の利益 (あるいはコスト) を計算して,それの最大 (最小) の案を選べばよい. また, 排反案の場合は, 固有の効率はそのままでは評価指標にはならないが, 経済的に無資格な案を排除した上で, 追加効率という考え方を適用すれば, 最有利な案を選択することができる.
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[[category:経営・経済性工学|はいはんあん]]

2008年11月13日 (木) 13:35時点における最新版

【はいはんあん (mutually exclusive proposals)】

いくつかの案の中から1つを選ぶと, 他の案は必然的に捨てられるというタイプの問題があって, これを排反案からの選択と呼ぶ. この場合, 最有利な案を求めるためには, まずそれぞれの案の正味の利益 (あるいはコスト) を計算して,それの最大 (最小) の案を選べばよい. また, 排反案の場合は, 固有の効率はそのままでは評価指標にはならないが, 経済的に無資格な案を排除した上で, 追加効率という考え方を適用すれば, 最有利な案を選択することができる.