「幾何平均」の版間の差分

提供: ORWiki
ナビゲーションに移動 検索に移動
(新しいページ: ''''【 きかへいきん (geometric mean) 】''' いくつかの値の平均を使用するときには, 普通算術平均が使用されるが, その平均値は大き...')
 
 
(2人の利用者による、間の2版が非表示)
8行目: 8行目:
 
この平均値の指数をとったものが幾何平均である.
 
この平均値の指数をとったものが幾何平均である.
 
このことは,
 
このことは,
各値の積(データ数 <math>n</math>)を計算して,その<math>n</math>乗根を計算したものと同じである.
+
各値の積(データ数<math>n</math>)を計算して,
 +
その<math>n</math>乗根を計算したものと同じである.
 
またこのとき,
 
またこのとき,
 
この平均からのばらつきの分布に,
 
この平均からのばらつきの分布に,
対数正規分布を仮定していると考えてもよい.
+
[[対数正規分布]]を仮定していると考えてもよい.

2007年9月20日 (木) 17:51時点における最新版

【 きかへいきん (geometric mean) 】

いくつかの値の平均を使用するときには, 普通算術平均が使用されるが, その平均値は大きな値があるとそれに引きずられて大きくなりがちである. そこで, 各値の対数の平均値を計算し, この平均値の指数をとったものが幾何平均である. このことは, 各値の積(データ数)を計算して, その乗根を計算したものと同じである. またこのとき, この平均からのばらつきの分布に, 対数正規分布を仮定していると考えてもよい.