大域的収束性

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【たいいきてきしゅうそくせい (global convergence)】

反復法で生成される近似解の点列 が, 任意の初期点から出発しても, 有限回の反復で解集合に到達するか, もしくは, 無限点列 が解集合に何らかの意味で収束するとき, この反復法は大域的収束性をもつという. この用語に対比するものとして局所的収束性がある. これは, 解の十分近くに初期点を選べば点列が収束することを意味する.