「回復技術」の版間の差分

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コンピュータシステムに発生した障害の影響を排除し, 正常な状態へ復帰させるための技術をいう. 障害からの回復には, 再構成によるハードウェア機能の回復と, データ等の論理的一貫性の回復とがある. そして一貫性回復の手法には, 障害が発生する以前のシステム状態へ復帰する後ろ向き回復 (backward recovery) と, 障害発生後の不正な状態に何らかの補正を加えて正しい状態を作り出す前向き回復 (forward recovery) とがある.
 
コンピュータシステムに発生した障害の影響を排除し, 正常な状態へ復帰させるための技術をいう. 障害からの回復には, 再構成によるハードウェア機能の回復と, データ等の論理的一貫性の回復とがある. そして一貫性回復の手法には, 障害が発生する以前のシステム状態へ復帰する後ろ向き回復 (backward recovery) と, 障害発生後の不正な状態に何らかの補正を加えて正しい状態を作り出す前向き回復 (forward recovery) とがある.
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[[category:信頼性・保全性|かいふくぎじゅつ]]

2008年11月7日 (金) 14:59時点における最新版

【かいふくぎじゅつ (recovery technique)】

コンピュータシステムに発生した障害の影響を排除し, 正常な状態へ復帰させるための技術をいう. 障害からの回復には, 再構成によるハードウェア機能の回復と, データ等の論理的一貫性の回復とがある. そして一貫性回復の手法には, 障害が発生する以前のシステム状態へ復帰する後ろ向き回復 (backward recovery) と, 障害発生後の不正な状態に何らかの補正を加えて正しい状態を作り出す前向き回復 (forward recovery) とがある.