再生定理

提供: ORWiki
2007年7月12日 (木) 15:13時点における122.17.2.240 (トーク)による版 (新しいページ: ''''【さいせいていり (renewal theorem)】''' 事象の平均生起間隔が$\mu$の再生過程における再生関数を$m(t)$で表すと, 生起間隔分布が格...')
(差分) ← 古い版 | 最新版 (差分) | 新しい版 → (差分)
ナビゲーションに移動 検索に移動

【さいせいていり (renewal theorem)】

事象の平均生起間隔が$\mu$の再生過程における再生関数を$m(t)$で表すと, 生起間隔分布が格子型でない場合は,

\[

 \lim_{t\rightarrow\infty} \frac{m(t+h)-m(t)}{h} = \frac{1}{\mu},

\]

また, 生起間隔分布が格子間隔$\delta$の格子型分布の場合には

\[

 \lim_{n\rightarrow\infty} \frac{m((n+1)\delta)-m(n\delta)}{\delta} = \frac{1}{\mu}

\]

がそれぞれ成立する. これらを再生定理と呼ぶ.