「中心極限定理」の版間の差分

提供: ORWiki
ナビゲーションに移動 検索に移動
("中心極限定理" を保護しました。 [edit=sysop:move=sysop])
2行目: 2行目:
  
 
互いに独立な確率変数列 <math>X_1, X_2, \ldots \,</math> において <math>(X_1+ \ldots +X_n)/\sqrt{n} \,</math> が <math>n\rightarrow\infty \,</math> のとき正規分布に近づくならば, 中心極限定理が成立するという. <math>X_i \,</math> が同一の分布をもち, 分散が有限ならば, <math>X_i \,</math> の分布に関わらずに中心極限定理が成立することが知られている. この結果は, 正規分布の有用性を裏付けるものである.
 
互いに独立な確率変数列 <math>X_1, X_2, \ldots \,</math> において <math>(X_1+ \ldots +X_n)/\sqrt{n} \,</math> が <math>n\rightarrow\infty \,</math> のとき正規分布に近づくならば, 中心極限定理が成立するという. <math>X_i \,</math> が同一の分布をもち, 分散が有限ならば, <math>X_i \,</math> の分布に関わらずに中心極限定理が成立することが知られている. この結果は, 正規分布の有用性を裏付けるものである.
 +
 +
[[category:確率と確率過程|ちゅうしんきょくげんていり]]

2008年11月13日 (木) 12:19時点における版

【ちゅうしんきょくげんていり (central limit theorem)】

互いに独立な確率変数列 において のとき正規分布に近づくならば, 中心極限定理が成立するという. が同一の分布をもち, 分散が有限ならば, の分布に関わらずに中心極限定理が成立することが知られている. この結果は, 正規分布の有用性を裏付けるものである.