「リー・ロントンの近似式」の版間の差分

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:<math>\mbox{E}(W_q^{{\rm M/G/}s})  \approx (1+c_s^2) \, \mbox{E}(W_q^{{\rm M/M/}s}) \, /2</math>
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で与えられる. ここで, E(<math>W_q^{{\rm M/M/}s}\,</math>)は近似対象のM/G/<math>s\,</math>待ち行列のサービス時間分布を同じ平均をもつ指数分布に置き換えたM/M/<math>s\,</math>待ち行列の平均待ち時間.
 
で与えられる. ここで, E(<math>W_q^{{\rm M/M/}s}\,</math>)は近似対象のM/G/<math>s\,</math>待ち行列のサービス時間分布を同じ平均をもつ指数分布に置き換えたM/M/<math>s\,</math>待ち行列の平均待ち時間.
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[[category:探索理論|りーろんとんのきんじしき]]

2008年11月14日 (金) 09:27時点における最新版

【りーろんとんのきんじしき (Lee-Longton approximation)】

M/G/待ち行列の平均待ち時間E()に対する2モーメント近似式.1957~年にリーとロントンによって最初に導出された. サービス時間分布の変動係数をとすると



で与えられる. ここで, E()は近似対象のM/G/待ち行列のサービス時間分布を同じ平均をもつ指数分布に置き換えたM/M/待ち行列の平均待ち時間.