ランチェスターの方程式

提供: ORWiki
2007年7月9日 (月) 22:20時点における122.17.2.240 (トーク)による版 (新しいページ: ''''【らんちぇすたーのほうていしき (Lanchester's equation)】''' 赤軍($r$)と青軍($b$)が対抗している場合の各軍の損耗量を微分方程式で...')
(差分) ← 古い版 | 最新版 (差分) | 新しい版 → (差分)
ナビゲーションに移動 検索に移動

【らんちぇすたーのほうていしき (Lanchester's equation)】

赤軍($r$)と青軍($b$)が対抗している場合の各軍の損耗量を微分方程式で表した戦闘損耗見積もり関係式のこと. 単位時間あたりの各軍兵力の損耗量は一定であると考えて定式化すると${\rm{d}}r/{\rm{d}}t=-c$, ${\rm{d}}b/{\rm{d}}t=-k$となり, これを解けば$k(r_0-r)=c(b_0-b)$となるので, 1次法則と呼ばれている. もし各軍の損耗量が相手軍兵力量に比例すると考えれば, ${\rm{d}}r/{\rm{d}}t=-cb, \;{\rm{d}}b/{\rm{d}}t=-kr$という連立方程式となり, 解けば$k(r^2_0-r^2)=c(b^2_0-b^2)$となって2次法則となる.