「ランチェスターの方程式」の版間の差分

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赤軍(<math>r\,</math>)と青軍(<math>b\,</math>)が対抗している場合の各軍の損耗量を微分方程式で表した戦闘損耗見積もり関係式のこと. 単位時間あたりの各軍兵力の損耗量は一定であると考えて定式化すると<math>{\rm{d}}r/{\rm{d}}t=-c\,</math>, <math>{\rm{d}}b/{\rm{d}}t=-k\,</math>となり, これを解けば<math>k(r_0-r)=c(b_0-b)\,</math>となるので, 1次法則と呼ばれている. もし各軍の損耗量が相手軍兵力量に比例すると考えれば, <math>{\rm{d}}r/{\rm{d}}t=-cb, \;{\rm{d}}b/{\rm{d}}t=-kr\,</math>という連立方程式となり, 解けば<math>k(r^2_0-r^2)=c(b^2_0-b^2)\,</math>となって2次法則となる.
 
赤軍(<math>r\,</math>)と青軍(<math>b\,</math>)が対抗している場合の各軍の損耗量を微分方程式で表した戦闘損耗見積もり関係式のこと. 単位時間あたりの各軍兵力の損耗量は一定であると考えて定式化すると<math>{\rm{d}}r/{\rm{d}}t=-c\,</math>, <math>{\rm{d}}b/{\rm{d}}t=-k\,</math>となり, これを解けば<math>k(r_0-r)=c(b_0-b)\,</math>となるので, 1次法則と呼ばれている. もし各軍の損耗量が相手軍兵力量に比例すると考えれば, <math>{\rm{d}}r/{\rm{d}}t=-cb, \;{\rm{d}}b/{\rm{d}}t=-kr\,</math>という連立方程式となり, 解けば<math>k(r^2_0-r^2)=c(b^2_0-b^2)\,</math>となって2次法則となる.
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[[category:公共システム|らんちぇすたーのほうていしき]]

2008年11月14日 (金) 09:25時点における最新版

【らんちぇすたーのほうていしき (Lanchester's equation)】

赤軍()と青軍()が対抗している場合の各軍の損耗量を微分方程式で表した戦闘損耗見積もり関係式のこと. 単位時間あたりの各軍兵力の損耗量は一定であると考えて定式化すると, となり, これを解けばとなるので, 1次法則と呼ばれている. もし各軍の損耗量が相手軍兵力量に比例すると考えれば, という連立方程式となり, 解けばとなって2次法則となる.