「ファジィ集合」の版間の差分

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1965 年 L. ザデー (L.A. Zadeh) は通常の集合を一般化してファジィ集合を定義した. 通常の集合は全体集合の要素が, その集合に属するとき1, 属さないとき0をとる特性関数で表されることを拡張して, 0から1の間の値をとる帰属度関数を用いる点に特徴がある. 値が大きいほど帰属性が高く, 1のときは完全に属し0のときは属さないという意味で通常の集合を含んでいる. ファジィ集合を用いると曖昧性を含むいろいろな現象を表現したり解析したりできる.
 
1965 年 L. ザデー (L.A. Zadeh) は通常の集合を一般化してファジィ集合を定義した. 通常の集合は全体集合の要素が, その集合に属するとき1, 属さないとき0をとる特性関数で表されることを拡張して, 0から1の間の値をとる帰属度関数を用いる点に特徴がある. 値が大きいほど帰属性が高く, 1のときは完全に属し0のときは属さないという意味で通常の集合を含んでいる. ファジィ集合を用いると曖昧性を含むいろいろな現象を表現したり解析したりできる.
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[[category:近似・知能・感覚的手法|ふぁじぃしゅうごう]]

2008年11月13日 (木) 15:28時点における最新版

【ふぁじぃしゅうごう (fuzzy set)】

1965 年 L. ザデー (L.A. Zadeh) は通常の集合を一般化してファジィ集合を定義した. 通常の集合は全体集合の要素が, その集合に属するとき1, 属さないとき0をとる特性関数で表されることを拡張して, 0から1の間の値をとる帰属度関数を用いる点に特徴がある. 値が大きいほど帰属性が高く, 1のときは完全に属し0のときは属さないという意味で通常の集合を含んでいる. ファジィ集合を用いると曖昧性を含むいろいろな現象を表現したり解析したりできる.