ヒンチン, アレクサンダー・Y

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【ひんちん, あれくさんだー・Y (Khinchin, Aleksandr Y.)】

数論, 確率過程論, 数理物理, 情報理論等にわたり厳密な論証に基づいた近代的な理論体系を作ることに貢献したロシアの数学者. 待ち行列理論や情報理論についての優れた啓蒙的な本を書いている. 待ち行列分野では, 確率過程による理論研究の創始者であり, ポラチェック・ヒンチンの公式と呼ばれるM/G/1型待ち行列の平均待ち時間の式を最初に導いたこと, ランダムな稀少事象からポアソン過程を導いたことなどで広く知られる (1894-1959).