ハッシュ表

提供: ORWiki
2007年7月13日 (金) 00:36時点における122.17.2.240 (トーク)による版 (新しいページ: '【はっしゅひょう (hash table)】 値(キー)をもつ$n$ 個の要素の集合に対し, 挿入・削除・検索の3つの機能を高速化したデータ構造. ...')
(差分) ← 古い版 | 最新版 (差分) | 新しい版 → (差分)
ナビゲーションに移動 検索に移動

【はっしゅひょう (hash table)】

値(キー)をもつ$n$ 個の要素の集合に対し, 挿入・削除・検索の3つの機能を高速化したデータ構造. 値をハッシュキーと呼ばれるいくつかのキーで分類し, それぞれの要素を連結リストなどにより保持する. 挿入と削除をO$(1)$ 時間で行い, 検索は, 最悪の場合はO$(n)$ となるが, ハッシュキーを適切に設定すれば平均的に O$(1)$ となることが多い. 辞書データの保持に多く使われ, 辞書のデータを頭文字をハッシュキーとして保持する, などの例がある.