「ソフトウェア信頼度成長モデル」の版間の差分

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ソフトウェア開発のテスト工程では, 多くの資源を費やしてフォールトの発見と修正が行われるので, ソフトウェア内の潜在フォールト数はテスト時間の経過とともに減少していく. したがって, テスト時間の経過とともにソフトウェア故障の発生する確率は減少していき, ソフトウェア信頼度やソフトウェア故障発生時間間隔が増加していくことになる. この事象を確率論や統計学に基づいて記述するソフトウェア信頼性モデルのことである.
 
ソフトウェア開発のテスト工程では, 多くの資源を費やしてフォールトの発見と修正が行われるので, ソフトウェア内の潜在フォールト数はテスト時間の経過とともに減少していく. したがって, テスト時間の経過とともにソフトウェア故障の発生する確率は減少していき, ソフトウェア信頼度やソフトウェア故障発生時間間隔が増加していくことになる. この事象を確率論や統計学に基づいて記述するソフトウェア信頼性モデルのことである.
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[[category:信頼性・保全性|そふとうぇあしんらいどせいちょうもでる]]

2008年11月11日 (火) 14:32時点における最新版

【そふとうぇあしんらいどせいちょうもでる (software reliability growth model)】

ソフトウェア開発のテスト工程では, 多くの資源を費やしてフォールトの発見と修正が行われるので, ソフトウェア内の潜在フォールト数はテスト時間の経過とともに減少していく. したがって, テスト時間の経過とともにソフトウェア故障の発生する確率は減少していき, ソフトウェア信頼度やソフトウェア故障発生時間間隔が増加していくことになる. この事象を確率論や統計学に基づいて記述するソフトウェア信頼性モデルのことである.