センサス局法

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【せんさすきょくほう (Census Bureau method)】

米国商務省センサス局が開発した移動平均型季節調整法で, 世界各国の統計機関で広く利用されている. センサス局法の最初のバージョンは, 1957年に X-1として公表され(XはExperimentalを, 1はモデル番号を示す), コンピュータの処理能力の向上とともに, 次々と改良型が開発された. これまでは, 1965年に開発されたX-11が主流であったが, 1990年代後半から, 時系列モデルの情報を移動平均法に取り込んだ季節調整法X-12-ARIMAが普及してきている.