「コーンレシオモデル」の版間の差分

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コーンレシオモデルとは, 先験的な情報や判断を効率性の分析に取り込んだDEAの1つのモデルである. 比率形式モデル(ratio form model)から得られる乗数形式モデルの乗数の存在領域を閉凸錐(convex cone)に制限するモデルで, 次のような制約式を, 乗数 <math>\mathbf{u}, \mathbf{v} \,</math> に付加するものである.  
 
コーンレシオモデルとは, 先験的な情報や判断を効率性の分析に取り込んだDEAの1つのモデルである. 比率形式モデル(ratio form model)から得られる乗数形式モデルの乗数の存在領域を閉凸錐(convex cone)に制限するモデルで, 次のような制約式を, 乗数 <math>\mathbf{u}, \mathbf{v} \,</math> に付加するものである.  
  
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ただし, <math>W, V \,</math>は非空な閉凸錘集合である.
 
ただし, <math>W, V \,</math>は非空な閉凸錘集合である.

2007年7月17日 (火) 12:02時点における版

【こーんれしおもでる (cone ratio model)】

コーンレシオモデルとは, 先験的な情報や判断を効率性の分析に取り込んだDEAの1つのモデルである. 比率形式モデル(ratio form model)から得られる乗数形式モデルの乗数の存在領域を閉凸錐(convex cone)に制限するモデルで, 次のような制約式を, 乗数 に付加するものである.



ただし, は非空な閉凸錘集合である.