ケリーネットワーク

提供: ORWiki
2007年8月8日 (水) 17:24時点におけるYuta (トーク | 投稿記録)による版
ナビゲーションに移動 検索に移動

【けりーねっとわーく (Kelly network)】

F. P. Kellyは1979年に出版された著書のなかで,ジャクソンネットワークを以下のように拡張しても定常確率分布が積形式になることを示した.

(1) 客にクラスを設け,クラスごとに異なる経路選択やサービス要求量を許す. これにより, 各クラスの客の経路を決定論的に定めることもできる.
(2) サービス規律が対称型であれば, 客やクラスごとのサービス要求量は一般分布にしたがうことを許す.