部分ゲーム完全均衡
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【ぶぶんげんーむかんぜんきんこう (subgame perfect equilibrium)】
1965年にゼルテン (R. Selten) によって提示された展開形ゲームの最も基本的な均衡概念. 展開形ゲームのすべての部分ゲームの上にナッシュ均衡を導くゲーム全体のナッシュ均衡のこと. 一般に, ナッシュ均衡は, 均衡では到達されない部分ゲームにおいてプレイヤーの最適行動を指示しない可能性があるが,部分ゲーム完全均衡はナッシュ均衡のこのような問題点を解消する. 動学的なゲームの分析に広く応用されている.