待ち行列の安定性
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【まちぎょうれつのあんていせい (stability of queue)】
待ち行列システム(ネットワークを含む)が長時間に渡って稼働するとき, システム内の客数が発散することがない場合に安定であるという. 安定でなければ, サービスを受けられない客が正の確率で増大する. 待ち行列システムを確率過程でモデル化すると, 安定性は状態の確率分布がすべての時間にわたってタイト(tight)であることに等しい. 一般に安定性は定常分布の存在とは少し異なるが, 稼働が特定の時刻に依存しないシステムでは同じであると考えてよい.