事業部制
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【じぎょうぶせい (divisionalization)】
事業部は, 製品別, 地域別あるいは得意先別等に編成され, 生産, 販売,管理等の職能が統合された利益責任単位(ときには, 狭い権限をもつ投資責任単位)である. 事業部には本社の管理の下で, 大幅な権限が委譲されている. 事業部制を利用した分権管理組織が事業部制であり, 昭和20年代に松下電器, 神戸製鋼等ですでに利用されていた. 事業部制は機敏な市場適応と迅速な決定に適し,企業が多角化戦略を採っている場合, 環境が不確実である場合に有効である.