金利変動モデル
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【きんりへんどうもでる (interest rate model)】
広い意味では, 金利の変動を何らかの数理モデルを使って表現したものを金利モデルというが, 狭い意味では, スポットレートやフォワードレート等の金利の確率変動を表現するために確率過程として表現したものを金利モデルという. 金利モデルの代表的なものとして, ヴァシェク (Vasicek) モデル, コックス・インガソル・ロス (Cox, Ingersoll and Ross) モデル, ハル・ホワイト (Hull and White) モデルなどがある. これら金利モデルを仮定すると, 無裁定理論に基づいてイールドカーブ全体の確率変動が得られる.