効用関数と確率優越
2008年11月9日 (日) 17:32時点におけるAlbeit-Kun (トーク | 投稿記録)による版
【こうようかんすうとかくりつゆうえつ (utility function and stochastic dominance)】
ポートフォリオ選択問題は, 投資家の効用関数を2次式に特定化するかまたは 資産の収益の分布関数を正規分布に仮定すれば, 2次計画法の問題に帰着する. 分布関数と効用関数を特定しなくても, そのクラスを限定すれば2つのポートフォリオの優劣を決められる場合もある. 2つのポートフォリオ収益との分布関数をそれぞれとすれば, すべての についてのとき (または, すべてのについて のとき), は を第一級(第二級)の確率優越するという.