確率的経路選択
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【かくりつてきけいろせんたく (probabilistic routing)】
待ち行列ネットワークで, 1つのノードでサービスを終えた客がその客の履歴とネットワークの状態によらず, 現在のノードとその客のクラスにのみ依存した確率で次のノードとクラスを選ぶ方法. この確率を経路選択確率と呼ぶ. 客はクラスを変更してもよい. クラス変更を使うとある窓口には例えば3回しか立ち寄らないなど, 客の履歴により経路を定めることも可能である. 積形式解をもつネットワークでは, 一般にこの経路選択法が使われる.