M凸関数
2007年7月9日 (月) 22:44時点における122.17.2.240 (トーク)による版 (新しいページ: ''''【えむとつかんすう (M-convex function)】''' 整数格子点上で定義された関数 $f: {\bf Z}\sp{n} \to {\bf R} \cup \{ +\infty \}$が交換公理:\begin{quo...')
【えむとつかんすう (M-convex function)】
整数格子点上で定義された関数 $f: {\bf Z}\sp{n} \to {\bf R} \cup \{ +\infty \}$が交換公理:\begin{quote} $f(x)$, $f(y)$が有限値であるような任意の $x, y \in {\bf Z}\sp{n}$ と, $x_{i}>y_{i}$であるような任意の $i$ $(1 \leq i \leq n)$ に対して, ある$j$ $(1 \leq j \leq n)$ が存在して, $x_{j}<y_{j}$ かつ
\[ \begin{array}{l}
f(x)+f(y) \geq \\ \hspace*{2mm} f(x-\chi_{i}+\chi_{j}) + f(y+\chi_{i}-\chi_{j})
\end{array} \] \end{quote}
を満たすとき, M凸関数という. ここで, $\chi_{i}$は第$i$単位ベクトルである.