APT

提供: ORWiki
2007年7月9日 (月) 18:40時点における122.17.2.240 (トーク)による版 (新しいページ: ''''【えいぴーてぃー (APT (arbitrage pricing theory))】''' CAPMと同じく資産市場での価格決定理論の1つである. CAPMが投資家の効用関数に基...')
(差分) ← 古い版 | 最新版 (差分) | 新しい版 → (差分)
ナビゲーションに移動 検索に移動

【えいぴーてぃー (APT (arbitrage pricing theory))】

CAPMと同じく資産市場での価格決定理論の1つである. CAPMが投資家の効用関数に基づく市場均衡理論であるのに対し, APTは費用なしに確実に利益を得る機会(裁定機会)の非存在のみを前提とする価格決定モデルである. APTによれば, 資産の収益率生成過程がファクター・モデルにしたがうならば, 資産価格はファクターに係る係数ベクトルの1次結合で表せる. APTではファクターが複数でもよく, また効用関数を前提としない点でCAPMの拡張とみなせる.